細かい事が気になって、勉強をなかなかうまく進められない子供と言うのがいます
良く言えば完璧主義
悪く言えば効率的な勉強が出来ないのです

細かい事が気になるという事は、細部まで見る事が出来る観察眼を持っているという事です
こういう子供に対しては、否定的な意見を言うのはあまり良くありません
細かい部分が気になるのであれば、逃げずに説明する、一緒に調べるそういう事が大切です

ですが、そう言う事にばかりこだわっていると勉強が進まないという事になります
勉強の時間と、疑問を解決する時間を分けて考えるようにする事が大切です

疑問が出てきたからそれを解決する、これも重要な事ですが
勉強を進めるのとはまた違った内容です
それを放っておくと、子供にとってはいい加減な事をしているようで落ち着かなくなってしまうので、
必ず後で解決はします
でも、それはそれとして、今やっている問題を最後までやるという事を優先するように教えるのです

具体的には下記のようなルールを作ると良いでしょう
・問題は制限時間を決めて最後まで必ず解く
・疑問点が出てきたらメモに書き出しておいて、必ずそれを解決する

余談ですがこういう子供には、頭が固くて一つの考えに拘ってしまう傾向が見られます
英単語等で複数の意味を持つ言葉が苦手だったり、似た言葉を類推して考える事が苦手だったりします
それは一つの性格なので、完全に矯正するのはむつかしいですが
勉強の中で、複数の解き方や考え方があるという事を説明し、多角的な視野を身につけてもらうというのは大切です