親だから出来る勉強の教え方というのもあります
親は誰よりも子供の事を良く知っています
子供の性格を理解した上で、その子供にとって良いように教えてあげる事と言うのが出来るはずです
どんどん先にすすみたいタイプなのか
後回しにしてしまうタイプなのか
完璧主義なのか
うっかりものなのか
そう言う事を理解した指導は、親だからこそ出来る事なのです
ここで注意しなければいけない事は、自分と子供は違うという事です
親と子供では性格が違います
似ているという事もあるかもしれませんが、違う事の方が多いでしょう
親はどうしても、自分が上手くいったやり方を、子供に押し付けがちになるのです
親子で勉強を教えていて、上手くいかないパターンがこれです
良かれと思ってアドバイスをするのですが、子供から見れば自分にあっていないものを押し付けられているだけになってしまいます
せっかく子供の性格を理解しているわけですから
その性格に合う勉強方法はどんなものだろうと考えて、勉強方法を模索するべきなのです
それぞれの方法は場合により違うと思いますが、性格別の指導方法の項目で、いくつか例をあげています
参考にしたうえで、自分の子供にあった勉強のパターンを見つけてみて下さい
また、もう一点はっきりと言っておきたい事があります
それは『怒ってはいけない』と言う事です
勉強を教えている時は絶対に怒ってはいけません
集中力を切らしても、何度説明しても分からなくても、よそ見をしていても怒ってはいけません
甘くするというのではありません
注意をするのは良いですが、怒ってはいけないという事です
怒ると、子供は親に勉強をおそわると怒られるという風に考えます
親は自分の時間を割いて勉強を教えている訳ですから、理解が悪かったり、態度が悪かったりすると腹が立つのは分かります
しかし、それは親の理屈です
子供から見れば、勉強と言う嫌な事に取り組んでいるうえに怒られたのではたまったものではありません
これは性格に関わらず必ずそうです
勉強をしようとしている事を、感謝の気持ちで見守って下さい