算数・数学学習の最大の敵といえば「計算ミス」ですよね。不注意な計算ミスで点を失った苦い経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
計算力に問題があるというのは大きく2つの種類に分けられます。1つは「速さ」であり、もう1つは「正確さ」です。「速さ」に問題がある場合は、制限時間内に計算問題を解く練習を繰り返し行うのが一番です。難しいのは「正確さ」に問題がある場合です。この「計算ミス」を防ぐ方法について、ぜひ意識してみてください。
最も簡単な方法は、「見直し」をすることです。
第二に、計算が遅いパターンと同様ですが、「制限時間内に計算問題を解く」ことです。これによって「時間感覚」が身につくだけでなく、本番と同じ「緊張感」に耐えて計算問題を解く練習が出来る点です。
第三に「計算のプロセスを分かりやすくする」ことです。数字を丁寧に書いたり、計算式をよりシンプルな形に直したりすることです。
第四に、自分の計算ミスを分析して「ミスのパターン」を見つけ出すことです。自分のノートや答案を見て、「どんなところで」「どのように」ミスをしているのかを調べるのです。自分の「ミスのパターン」は、」「計算力自体の不足」からきているのか、そうでなければ「本人の性格」から来ているのか、どちらかであることが多いのです。
「ミスのパターン」を見逃さないようにしましょうね!厳しく言えば「ミスも実力のうち」ですからね!