一般的に、親が子供に勉強を教えるというのは非常に難しいとされています
学校の先生や、塾の先生であっても、自分の子供は上手く教えられないという事は良くある事です

反抗するので、喧嘩になるのでというのは、勉強を教えなくなった親御さんが良く言う事です

親は勉強を教えるにあたって不利な点が数多くあります
その事を理解せずに勉強を教えようと思うと失敗します
逆にそれを理解すれば、親だからこそ出来る勉強の教え方と言うものも見えてきます

何故親は勉強を教えるのが難しいのか
それは、親子関係が勉強以外のものも沢山含んでいるからです

例えば親がご飯をつくってくれるのであれば
子供から見れば、嫌いなピーマンが晩御飯に出てきたから、親の言う事を聞きたくないという事もあるわけです

もっと直接的な話であれば
ゲームなんかやめて勉強をしなさいと言った後に、ゲームをやめさせられたとおもっている状態で、辞めさせた人から素直に教わる事は難しいでしょう

そのへん、塾の先生なんか楽なもんです
親御さんが家を追い出して、とにもかくにも塾まで連れて来てくれますので
そこで一度生徒の頭の中はリセットされます

親子の人間関係が密接である事は良い事です
勉強のためにそう言った事を犠牲にする必要は勿論ありません
ただ、勉強を教える上では、それがデメリットになる場合もあるという事は理解しておきましょう

対策として提案したいのが
勉強しなさいと言った時は、勉強を教えないというのがシンプルな方法です

親御さんも都合がありますから、自分の時間が開いている時に勉強を教えたくて
「勉強しなさい」というという流れがあります
第一、自分が忙しい時には子供に「勉強しなさい」という余裕もないものです

これが理由で、子供からみれば親の都合で何かを言われていると思う事になりがちです
勉強しなさいと言った時には、勉強を教えない
勉強を教えるのは、子供が勉強している所を見つけた時
そうするように意識するのが良いでしょう

まあ、親子の事ですから、難しいですが
とにかく感情的な状態で勉強を教えても、何の益も無いという事は意識してもらった方が良いでしょう