頭は良いのだけど勉強をしないし、成績も良くないという子供がいます
話をしていると驚くほど利発な事を言いますし、大人顔負けの事を知っているのですが勉強の方はというと、結果が出ていないというタイプです

こういう子供の弱点と言うのは大体の場合2つです
一つは興味の範囲が偏っている事
もう一つは知識を使う事が苦手である事

興味の範囲が偏っているというのは自分が興味がある所は一生懸命やるが、勉強など興味があまりない部分に関しては、あまり集中しないという事です
興味がある事を頑張るのは良い事なので、それを否定する必要はありません
ですが、興味がない事をやらなければいけないという事も分からせていく必要があります

知識を使う事が苦手と言うのは、知ってはいるけれどそれを使って説明したり、答えを導き出したりする事が苦手と言う事です
分かっていると思うと練習しなくなるので、実際に解いてみると出来なかったりというように
理論先行になりがちなのです

こういう子供の場合、繰返しが不足しているのでやる量を決めてしまう事が重要です
それも出来る限り早く決める方が良いです
一日の勉強量は、勉強を始める前に決めてしまう必要があります
可能であれば、何日か分全て決めてしまっても良い位です

面倒くさいと本人は思うのですが、頭そのものは良いので、やらせてみると意外と早く出来ます
量が決まっていれば、終わらせるために頑張るというモチベーションにもなってきます

勉強の内容を、時間では無くて量で評価してあげる事が、継続的に勉強させる事に繋がります