「なかなか勉強する時間がない。どうすれば?」というご相談を頂いたことがあります。これについてまとめてみました。
皆さんは「受験勉強は、学習部屋でじっくりするもの。」という固定観念にとらわれていませんか?
「勉強部屋」だけが、勉強する場所ではありませんよ。
通学途中、休憩中、クラブの合間、電車の待ち時間などなど・・・ちょっと空いた時間はいくらでもありますね。こういう細切れ時間をうまく利用しましょう。
例えば、ポケットに要点集や単語カードを忍ばせておいて、ちょくちょく見るようにするとか、今度のテスト範囲の英文のCDを聞くとか・・・。いろいろ考えられます。
また、「空いた時間に見るため。」と思うと、要点集や単語カードを作るのも意欲がわいておもしろくなるものです。
実は、成績の良い人はたいてい、こういう細切れ時間をうまく利用しています。
毎朝、授業の開始前の20分だけの学習で格段に成績が上がった人の話や、休憩中や昼休みのほんの数分の復習の積み重ねだけで、いつも成績がトップクラスの人の話などを聞きます。
もちろん能力的な問題もあるとは思いますが、まねをしない手はないです。
また、同じ勉強部屋で勉強するのでも、成績のよい人はじっと机の前ばかりに座っていないようですよ。
部屋中ぐるぐる歩きまわりながら暗記したり、カベに暗記メモをいっぱい貼り付けたり・・・。いろいろ工夫しているようです。
工夫すれば、学習もおもしろくなり、意欲もわいてきます。いろいろ試してみてください。
思うように成績が上がらないなら、参考にして必ず志望校に合格しましょう。
信ずるものは必ずや救われる。